悲しい運命に流され、たどり着いたが菩南座でした、10年前に人に飼われていました、
しかし、その人は解かりません、
当時、大工場の車体工業(いすゞ自動車)が移転して行き、跡地に
オークシテェなる巨大マーケットが出現、裏道の交通量が増えました。
その時にネコちゃんは、心無い無謀運転手に轢かれました、
飼い主らしきお婆さんは、そのネコさんを抱えて病院へ駆け込んだそうです、
一命と取り止めたましたが、後に、お婆さんが亡くなったと聞きました。・・・・・・・
首輪の付いた、美顔のネコちゃんはこの地域ネコさんになり、近所の人に愛され可愛がられました。
オイラの処にも遊びにきましたが、Bob(オス)Maria(メス)が砦を囲んでいるので、
仲良しにはなれませんでした。
最初にに行き付いたのが居酒屋の『おすみ』さん」でした、菩南座から数メーター先の処にあります。
おすみのママさんは、犬を飼っておりましたが、無類の動物好きです。
お店の窓の隙間をチョット開けて、ネコさんの入り口にして来るのを待っています、
そこでご飯を食べて、お店が閉店になるまでに寝て、閉店になると外へだしてやり、
明日の夕方の開店までお別れです。
オイラがネコちゃんを良く見かける様になったのは、そんなに時間はかからなかった、
ママさんが菩南座と同じアパートに引っ越して来てからです。
『おすみ』のママさんは六十を過ぎた、小粋な洒落たおばさんで犬を散歩に連れ出すと、
何処からとも無くネコちゃんは現れて、跡を追いかけて行きます。
ママさんはそんなネコちゃんの事を愛おしいしくなり、冬対策にアパートの入り口の改造
お風呂場の珊木の処までネコちゃんが自由に入れる様にしました、毎朝の通勤、通学の人たちを見送り、
とても頭の良いネコちゃんです、自分を愛してくれる人をちゃんと覚えているのです。
そんな微笑ましい光景を何度もみました。
そして、別れの時がきました『おすみ』さんは店をたたんで、引退、そして故郷へ帰りました
『おすみ』ママは解かっていたのでしょう、この鶴間1丁目では100%ネコを愛し飼っている事を、
首輪を付けたストリート・キャットなりましたが、今年の冬は寒く、
もうすでにネコ年齢では夜露はしのげません。
ジョン・レノンの『イマジン』が流れていました、ドァを引っ掻く<叩く??
ドァの隙間から小さな虎さんがオイラの顔をうかがっている。
感動しました、動物は正直です、よくぞ訪ねて着てくれた、それからは毎夜一緒の生活です。
今年の暖房費は偉い事になりそうです、お助け下さい!
貧しいTARO&BLONDIE
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2017/2/13
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堀尾和孝氏撮影 ライブ中にご帰還
お客様にご挨拶、そして本当は眠りたかったのに!
2017/3/9
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ストリート・キャット、でした、夜の寒さに負けたのか最近、
ガリガリとドアーをノックします、オイラとは五年前からの知り合いです
最後のマリアちゃんの喧嘩仲間なのは知っていますが、元々は飼い猫ですよ?
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飼い主が犬を飼いはじたので、
犬が傷の危険性を感じて外猫にしたらしいです、
最後のマリアを知っているのは、BLONDIEのはずです!
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物凄く人なつこくて、眼が大きく可愛いです、
とうとう菩南座の生活に慣れ始め、オイラにベッタリ!
ブロンディちゃん、朝日新聞連載の米国の4コマ漫画から頂戴、1945年頃、
オスメス不明のかも??
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ブロンディの記録の中の一部から、
店から離れてもう時が過ぎ、7月の下旬となりました。
依然として戻る気配なし、
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近所の人が心配して様子を教えてくれますが、
戻ってくる気配はありません、元々、外猫状態の生活が永くつづいていたので、
彼にとっては気ままな外生活が楽なのかも知れません。
まぁ〜余計なお世話かも知れません。
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余りにも不憫の想うので夜中に、徘徊している付近を捜しに行きました。
彼はオイラの声を忘れないで暗がりの中からこちらを見ています。
直に店に引き返して餌をもって行きました、暑さのせいで元気はありませんでしたが、
それでも餌を食べてジット同じ場所で、いつまでも立ち去るオイラを見ていました、寂しい〜悲しいです。
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毎晩、何処にいるのか探しに行くのが日課となりました。